未経験でも儲かる自宅ネイルサロン開業法『やることリスト』と必要なもの

隙間時間にお金儲けをしたい、好きなことで本格的に生計を立てたいなど、目的は様々でしょうが、自宅ネイルサロン開業を夢見てこのサイトに辿り着いたことと思います。
自宅ネイルサロン開業は、やる気と少しの資金さえあれば、全く無知の状態からでも可能です。
ここでは開業に必要なものや儲けを出すための基礎知識を『やることリスト』化してご紹介していきます。

ポリッシュやジェルネイル、チップとスカルプチュアの違いがいまいち分からないという人はコチラから↓↓
マニキュア(ポリッシュ)、ジェルネイル、スカルプチュア、ネイルチップの違い

ネイルサロンは儲からないなんてウソ!

まず、開業を目標にしているなら絶対に読み飛ばさず、知っておいて欲しいことを書いておきます。

ネイルサロン開業の9割は失敗に終わっていると聞いたことはありませんか?
他のサイトから来た方などはご存知かと思いますが、実際その通りです。
しかし勘違いしてほしくないのは、それはネイルサロンに限ったことではないということです。

統計上、起業した会社の60%が1年で廃業しています。
5年でみると85%が廃業。
つまり、職種にかかわらず9割近くが5年もたずに失敗に終わっているという事実です。

失敗する理由の多くは、無計画さです。
良い商品・サービスができたからきっと売れるだろう、売れなければチラシを巻いたりしよう、ではだめなんです。

商品やサービスは、需要があって初めて売れるものです。
お客様の欲求や悩みを解消できるものでないといけません。

だからネイルサロン開業においても、何を提供できるかではなく、
誰の欲求を叶えてあげられるか』を一番に考えるべきなのです。
それがコンセプトとターゲットです。

数多あるネイルサロンで1割の成功者になるには、
お客様に選んでもらえるネイルサロンであることです。

誰か来てくれたらいいな、では必ず失敗します。

どうゆう人に、どうゆうものを提供したいか。
そこをハッキリしておかないと、色々な技術や商品を並べても、同じようなサービスが他にあるならお客様は安いところを探して他店へ行ってしまいます。
引き戻そうとしてこちらも安くしていけば価格競争になり、しんどいだけの割の合わない仕事になってきます。
よくネイルサロンは儲からない、単価が安いから生計が成り立たない、なんて言ってる方を見かけますが、まさにその状態です。
客が来ないから施術料金を安くする、安くすると利益が減り人材や技術の向上に回せるお金が無くなる、するとまた他店に取られていってしまう、なので半額クーポンなどをバラまいてもっと安くして引き戻そうとする・・・
最悪のスパイラルです。
しかし、実際にこのスパイラルにハマっている人は非常に多く、儲からないとか運が無いとか嘆いている人の典型的な失敗パターンです。

ネイル自体はとても需要があります。
ただその分ネイルサロンの数もいっぱいあります。
そこでしっかりと差別化ができれば、競合なんていないも同然です。
遠方からでも勝手にお客様が来てくれます。

どうゆう人に、どうゆうものを提供したいか。
それをハッキリ決めてから事業計画を立てていきましょう。
逆ではだめです。
先にコンセプトとターゲットを決めることで、事業計画の方向性がブレず、成功に向けて真っすぐに走っていけますから。

やることリスト

01.コンセプトとターゲットを決める

前述したように、オーナーになる上で最も大事なことです。
コンセプトとは、経営理念、施術方針のことです。
一文にまとめる必要はありません。
ちなみに私が開業する時はA4のコピー用紙いっぱいに、言いたいことを書きました。
どうゆう想いで、何を届けたいのか。
どんな人たちが来てくれたら自分も楽しく働けそうか。
具体的に書くことです。

どんな人に来てもらいたいですか?
可愛いネイルが大好きな20代? ラグジュアリー感を好む50代? シンプルでもオシャレしたいキャリアウーマン?

その人にどう貢献できますか?
アートで喜んでもらいたい? ケアの大切さを知ってもらいたい? 付け爪でも楽しんでもらえるような工夫をしたい?

コンセプトがハッキリすれば、開業の初期費用、メニューの種類や料金設定、お店の雰囲気からホームページまで、一気に決めていけます。
よくわからないから他のネイルサロンと似たような感じにすればいいや、というのはよくある失敗例です。
また、沢山の人に来てもらいたいからと何でも屋になると、材料費も増え、オペレーションも複雑になり、リスクばかりが増えていきます。
やりたいことは沢山あると思いますが、まずは自信のあるものに絞り、何をアピールするかしっかりと検討しましょう。

コンセプトはQ&A形式で書いても構いません。
常に自分が確認できるところに置いておきましょう。

何を書いたらいいのか分からない人のために、コンセプトアンケートを載せておきます。
コピペでも構いませんので、必ず作ってください。

~コンセプトアンケート~

Q1.なぜネイルサロンを開業するのですか?
Q2.どんな人に来てもらいたいですか?
Q3.どんな欲求や悩みを解決してあげたいですか?
Q4.あなたはその人たちにどう貢献できますか?
Q5.お客様にはどうゆう気持ちや態度で接していきますか?
Q6.あなたのサロンは地域や社会にどう貢献できますか?

02.開業資金と材料の準備

自宅ネイルサロン開業の場合は、8万円ほどの予算でもオープン可能です。
ネイル用品一式があればいいだけですので、とにかく最小限に抑えれば材料費含め3万円ぐらいから施術はスタートできます。

【たった3万円で自宅ネイルサロン開業】必要な道具セットの値段や種類

材料はネットで購入すると、安く仕入れられます↓↓






施術用の椅子や机、内装をオシャレにするにはその分追加でかかりますが、照明ひとつ変えるだけで雰囲気は作れますので、コンセプトに合わせた空間づくりをしてみましょう。
あとの5万円ぐらいは広告宣伝費として用意しておくべきです。特にホームページ制作などのWEBにかける経費になります。

03.サロン名を決める

コンセプトに合った店名を決めましょう。ロゴがあるとブランドイメージアップにもつながりますし、インスタなどでも覚えてもらいやすいです。『ココナラ』などロゴを500円から作ってもらえるような安いサービスもあるので、ぜひ活用してください。


04.WEB集客のために広告宣伝費を充てる

自宅サロンの場合、路面店のようにぶらり来店を獲得するのはまず不可能です。
でも全く問題ありません。コンセプトがしっかりしていれば、立地はほぼ関係なく稼ぐことができます
ですので口コミやWEB集客がメインとなってきます。
アメブロなど無料のものを使うか、WEB予約付のホームページ制作を依頼するか、予算と相談しながら決めましょう。
同時にインスタなどSNSを使っての集客は必須です。
オープン当初だけホットペッパービューティに載せて、知名度を上げる方法が手っ取り早いですが、月額利用料がかなり高額なのと、ホットペッパービューティからの来店はリピート率が非常に低いのは有名です。
あくまでオープン当初のスタートダッシュ目的と考えてください。

さらにオープン当初は出張でのサービスも承れるようにすると、軌道にも乗りやすいのでお勧めです。

05.開業届を提出する

税務署に『開業届』を出せば、それだけでもうあなたはネイルサロンのオーナーです。
確定申告も必要になりますので、簡単に知識を付けておきましょう。

自宅ネイルサロン開業に一番必要なもの

いかかでしょうか。
開業に一番必要なものは技術や経験ではなく、コンセプト作りなのです。
しっかりとした信条があればネイルサロンは儲かるお仕事です。
他店とは違う、あなただけの魅力を押し出して、素敵なサロンを開業してくださいね。

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